- 筋トレを始めていきたいけど無駄なトレーニングはしたくない
- すでにトレーニングしてるけど間違ってないか心配・・・
- 卓球向けじゃない筋トレもあるの?
実は卓球上達のためのトレーニングと、卓球上達には逆効果になってしまうトレーニングがあります。
この記事では、卓球上達に逆効果となってしまうトレーニングが何なのかを解説していきます。
この記事を読むことによって『今までやっていた筋トレが実は間違っていた』というのを知ることができます。
また、これからトレーニングをしていこうと思っている人にも参考になるはずです。
結論は『筋肉を大きくしすぎる筋トレ』、『重すぎる重量での筋トレ』、『好きなトレーニングしかやらない』というのが卓球に逆効果になってしまうということです。
筋肉を大きくしすぎる筋トレ
筋肉を大きくすると力は増えますが体が重くなり、フットワークが遅くなります。
卓球は力比べのスポーツでは無いので『筋肉を大きくしすぎる』と逆にスイングが遅くなってしまいます。
ではどのようにしたら筋肉が大きくなりすぎるのでしょうか?
結論は3ステップの内のステップ1『筋量・筋力を付けるトレーニング』ばかりをやってしまうということです。
卓球上達のために筋トレを始めたいけど・・・ 知識が無いから、どう鍛えていけば良いのかわからない! 普通に筋トレしちゃダメなの? 卓球に役立つ筋トレをしたいけど、どんなトレーニ[…]
身体を大きくしたいという目的の人はステップ1の筋トレだけでOKです。
しかし卓球の技術向上のためでしたら、ステップ1~ステップ3までやるようにしましょう。
筋肉を大きくするトレーニングばかりではなく、筋肉を速く動かすトレーニングもやることで卓球の技術向上に繋がります。
また、大きくしすぎると柔軟性もなくなるため可動域が狭くなるというデメリットもあります。
重すぎる重量でのトレーニング
やってはいけないトレーニングの2つ目は『高重量でのトレーニング』です。
トレーニングに慣れてくると、どんどん重量を上げたくなりますが、怪我のリスクや骨と関節への負担が大きくなってしまいます。
長年筋トレをしている経験者に見てもらいながら高重量に挑戦する場合は良いのですが、そうじゃない場合は自分でコントロールできる重さで行いましょう。
また、私の実体験ですがベンチプレス30kgしか上げられなかったときと80kg上げられるようになったときでは、卓球の技術がかなり向上しましたが、
ベンチプレス80kgを上げられた時と100kg上げられるようになったときでは、卓球の技術に差は生まれませんでした。
ですので、ある程度の筋力があれば卓球の技術向上に十分期待できますので、無理に高重量を追う必要はありません。
好きなトレーニングしかやらない
好きなトレーニングだけをやっていたり、いつも同じトレーニングをやってしまったりするのも技術向上に悪影響になります。
バランスよく全身を鍛えることによって、上半身・下半身・腹筋や腰部の連動性が生まれて良いプレーに繋がります。
【例】
・上半身だけ鍛える→パワーは出るが、上半身の重さを動かす脚の力が無い
・下半身だけ鍛える→フットワークは早いが、パワー不足で力負けする
・腹筋だけ鍛える→体幹部は強いが、パワーやスピードが不足する
特に腹筋や腰回りのトレーニングをしていないと、上半身と下半身をうまく連動させることができません。
せっかく上下を鍛えても、腹筋や腰回りを鍛えていないと下半身の体重移動をうまく上半身に伝えることができませんので忘れずに鍛えましょう。
※要(かなめ)とは・・・物事のもっとも大切な部分という意味
まとめ
単なる筋トレと卓球上達のためのトレーニングは同じではありません。
卓球に悪影響となってしまうトレーニングは以下の通りです。
- 筋肉を大きくしすぎる筋トレ(動きが重くなる、柔軟性が無くなる)
- 重すぎる重量での筋トレ(怪我のリスク、骨や関節への負担)
- 好きなトレーニングしかやらない(連動性が出ない、バランスが悪くなる)
具体的にどんなトレーニングをすればいいのかわからないという人は、当サイトのトレーニングを解説している記事を参考にしてみてください。